楽天 (4755)の株が安すぎる


2018年6月12日の終値が720.7円となっている同社ですが、17年8月の1396円から直線的に値を下げ、約半値となっております。

 

予想PERは12.97倍、予想PBRは1.4倍と割高感は無し。

ROEは16.2%と優秀、ROAは1.8%と普通(低めだけど)となっております。

 

まあ、ROAが低めなことに関しては、銀行や証券事業を手掛ける業者は自己資本比率が低めなことを考えれば低すぎる事はないと思います。

 

株価が低迷している理由としては、19年から参入が決定している携帯事業の成功が懸念されていることに加え、海外展開がうまくいっていないことが原因のようです。

 

しかし、ネッツ通販で国内双璧を成し、楽天カードに銀行、証券、楽天Edy、楽天トラベルと独自の巨大経済圏を構築しており、地盤は盤石そうに見える同社にしては、かなり割安に感じてきました。

 

このまま700円を割り込めば12年11月の安値、641.0円を試す展開になりそうです。

下げてくれる事を期待して650円付近で指値でも入れておきましょーかね。

 

さあみなさん、じゃんじゃん稼ぎましょう!オーライ!

 

【2018年6月16日追記】

「ROAが低めなことに関しては、銀行や証券事業を手掛ける業者は自己資本比率が低めなことを考えれば低すぎる事はないと書きましたが、これはみなさんから預かったお金が借入金扱いとなり、資産が莫大となる為です。このため分母が総資産であるROAは低くなり、自己資本比率も低くなるので結果ROEも低くなります。

 

参考までに

野村ホールディングス (8604)【ROE:7.9% ROA:0.5% 】

・三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)【ROE:6.3% ROA:0.3% 】

 


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