トルコリラ下落
現在、24円周辺で推移しているTRY/JPYですが、
1年前は31円。
さらに、3年前は44円でした。
5/23には22.22円とTRY/JPYは史上最安値を更新し、
3年間で50%下落。半分の価値になってしまいました。
3年間で価値が半分。。。
なんて通貨だこれ
最近の下落の原因は、インフレ懸念・地政学的リスク・エルドアン大統領による中銀への圧力強化を臭わす発言(利下げを求めるもの)が原因です。
対策としてトルコ中央銀行は5/23、臨時の金融政策決定会合を開き、複数ある政策金利のうち事実上の上限金利とする「後期流動性貸出金利」を3%引き上げ年16.5%としました。
さらに5/28には、金融政策枠組みの変更を発表し、事実上の引き締め策を導入しました。
結果リラは上昇し、現在TRY/JPYは24円周辺で推移している訳です。
数年間下落まっしぐらのトルコリラですが、
下がれば上がるのが相場ですので、そろそろ上がってほしいところです。
今後の注目は6/24にある大統領選と国会議員選、
&その後のエルドアン大統領の発言です。
これを境に底を打ち上昇することを期待してます。
少しはがんばれトルコリラ!